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カラコンのDIAは目にどのような影響を与えるの?

カラコンのDIAとは?

カラコンのケースにDIAの数値が記載されていますよね。

購入する製品を選ぶ際、DIAを必ずチェックするようにと言われることが多いです。

DIAは、直径の意味を表す「diameter」の頭3文字を取った用語であり、レンズ直径を表します。

瞳の形状が丸いため、レンズも緩いカーブを描いており、その緩いカーブを考慮して計測されています。

基本的には、瞳より少々大きめのサイズを選ぶことが多いです。

ただ、盛り方は人それぞれですので、瞳と同じぐらいのサイズの方がいいこともありますし、瞳より大きいサイズの方がいいこともあります。

ここは、各個人の判断になり、安全面を考慮して選ぶことになるでしょう。

DIAが大きいカラコンだと、目にどのような影響を与える?

瞳をより大きく見せたいという場合、DIAが大きいカラコンを選ぶことになりますよね。

標準値からかけ離れたサイズのカラコンを付けると、デカ盛りしていると言われることもあります。

レンズで覆う範囲が広くなりますので、目の中でカラコンが動きにくくなるのはメリットです。

しかし、角膜が呼吸しにくくなり、酸素不足に陥りやすくなるかもしれません。

目が乾燥し、ドライアイの症状が出る可能性も考えられます。

付ける時間を短くというのを徹底することができれば、問題が発生しないこともあるでしょう。

付ける時間が長くなってしまった場合、目のトラブルのリスクが高まります。

DIAが小さいカラコンだと、目にどのような影響を与える?

DIAが小さいカラコンを付ける場合、大きいカラコンを付けているときと逆の問題が発生することが考えられます。

レンズで覆う範囲が狭くなりますので、角膜の呼吸がスムーズになり、酸素不足になることはあまりありません。

目の潤いを保ちやすいという点は、メリットではないでしょうか。

しかし、レンズで覆う範囲が狭いことで、付けているときの安定感が欠けてしまいます。

目の中でレンズが動きやすく、ゴロゴロしたような感じになるかもしれません。

外出先でカラコンがずれて直さなければいけないことが増えてくることもあり得ますので、そこをどう捉えるかではないでしょうか。

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